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 イギリス環境・食糧・農村地域省、記録的な干ばつに向け部門を超えて連携

発表日:2022.08.12


  イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、環境庁、政府、水道会社、主要代表団体の上級意思決定者から成る国家干ばつグループが、過去50年間で最も乾燥した夏への対応と必要な行動について議論し、部門を超えた協力体制をさらに強化することに合意したと発表した。具体的な合意内容としては、現在の見通しに関連する新たなリスクと影響を認識すること、水道会社が自社の干ばつ対応計画を実行していることを確認すること、水需要のバランスを取り、水を節約するために協力することなどが含まれる。2022年は長引く乾燥した天候のため、イングランドの多くの地域で河川流量が異常に少なく、貯水池の水位が低下し、熱波を含む高温は、水環境と野生生物にさらなる圧力を与え続けている。環境庁は2022年7月の水資源状況を発表したが、イングランド全土で1935年以来、また東部と南東部では記録開始以来最も乾燥した7月となり、河川流量、地下水位、貯水池の貯水量の全てが減少し、13の指標となる河川の水位は、これまでで最も低いレベルだった。

情報源 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) ニュース
国・地域 イギリス
機関 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)
分野 水・土壌環境
キーワード 地下水 | 干ばつ | 乾燥 | 水需要 | 貯水池 | イングランド | イギリス環境・食糧・農村地域省 | 河川流量 | 環境庁 | 水道会社
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