イギリス気象庁(MetOffice)は2022年、イングランドは1884年以降、最も暑い夏であったとの暫定的な統計結果を発表した。同年の6月から8月の3か月間、イングランドでは暑く乾燥した夏となり、平均気温は観測史上最高の17.1℃を記録し、一部の地域では降水量が例年の夏の50%以下となった。またイングランドの8月までの降水量は平均(51mm)の54%で、イギリス全体とイングランドともに1976年以来、これまでで最も乾燥した年となった。同年、イギリスの1月から8月までのすべての月の気温が平均より高く、平均気温は10.51℃で、これまでの最高記録を上回った。現段階の統計値は、現在入手可能な観測データに基づいて作成された暫定的なものであり、2022年全体の結果はまだわからないものの、温暖な状況が継続する可能性が気候変動によって高まったことは確かである。
情報源 | イギリス気象庁(MetOffice) ニュース |
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国・地域 | イギリス |
機関 | イギリス気象庁(MetOffice) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 気候変動 | 降水量 | 乾燥 | イギリス気象庁 | イングランド | 平均気温 | 観測データ | 最高記録 | 統計値 |
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