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 イギリス気象庁、2019年の世界の気候に関する報告書を紹介

発表日:2020.08.12


  イギリス気象庁(MetOffice)は、同庁を含む世界中の気候科学者が寄稿した査読付きの報告書「米国気象学会紀要(BAMS)」第30号で、気候変動のさらなる証拠が明らかになったと紹介した。主な報告は以下の通り。1)1980年以降を10年毎に見ると、平均気温は徐々に上昇しており、直近の10年(2010~19年)は、それ以前(2000~09年)よりも0.2℃程度上昇している。2)2019年は、2016年、2015年とともに1800年代以降で最も暖かい年の上位3つに入った。3)2013年以降はすべての年が、過去の記録よりも暖かい年となっている。4)2019年まで32年連続で世界の山岳氷河が減少している。5)湖の温度は長期平均を上回り、永久凍土の温度は上昇を続けている。6)2019年は、温室効果ガスである二酸化炭素、亜酸化窒素、メタンの大気中濃度がそれぞれ、2.5ppm、1ppb、9.2ppb増加した。

情報源 イギリス気象庁(MetOffice)ニュース
国・地域 イギリス
機関 イギリス気象庁(MetOffice)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 二酸化炭素 | 気候変動 | 温室効果ガス | メタン | イギリス気象庁 | 亜酸化窒素 | 大気中濃度 | 平均気温 | 米国気象学会紀要 | 山岳氷河
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