イギリス気象庁(MetOffice)は、国内の気候に関する年次報告書2018年版を発表した。これによると、同国の年平均気温については、高温の上位10位までを全て2002年以降が占めた一方(2018年は7位)、低温の上位10位までに入ったのは全て1963年以前であった。今回は、従来よりも26年古い1884年まで遡って分析が行われ、最低温記録(1892年)をはじめ低温トップ10の半数を19世紀が占めた。こうしたデータから、気候が変動していることが一層読み取れるという。この他、同報告書は、日照時間や降水量、沿岸水温、極端気象を含めた様々な観点から気候事象を分析している。なお、高温の年トップ10は、順に2014年、2006年、2011年、2007年、2017年、2003年、2018年、2004年、2002年、2005年となっている。低温の年トップ10は、順に1892年、1888年、1885年、1963年、1919年、1886年、1917年、1909年、1887年、1962年だという。
情報源 | イギリス気象庁(MetOffice) ニュース |
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国・地域 | イギリス |
機関 | イギリス気象庁(MetOffice) |
分野 | 地球環境 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 気候変動 | 気候 | 降水量 | イギリス気象庁 | 日照時間 | 極端気象 | 低温記録 | 沿岸水温 | 気候事象 |
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