フィンランド環境研究所(SYKE)は、欧州連合(EU)より410万ユーロの資金提供を受け、多様な科学的専門知識を結集し、生物多様性の損失を減速するための変革に向けたプロジェクト、「BIONEXT」の調整を担当する。このプロジェクトの期間は4年間で、欧州8か国から10名が参加し、生物多様性を政策決定の主流とするための知識、ツール、ガイダンスを開発し、生物多様性に関連した社会の変革に着手、加速、拡大する方法について選択肢を提供する。具体的には、生物多様性、水、食料、エネルギー、輸送、気候、健康の相互関係をモデル化するシナリオと経路を統合し、生物多様性に対する間接的・直接的要因の影響のシミュレーションを可能にする革新的なフレームワークを提供する。また、多様な利害関係者の参加を得て、生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)、EUの政策立案者、市民社会が活用するための、意思決定支援ツールを開発する。
情報源 | フィンランド環境研究所(SYKE) ニュース |
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国・地域 | フィンランド |
機関 | フィンランド環境研究所(SYKE) |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | シミュレーション | 生態系サービス | IPBES | 欧州連合 | フレームワーク | フィンランド環境研究所 | 資金提供 | BIONEXT | 市民社会 |
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