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 カナダ運輸省、世界海事デーに際し環境に優しい輸送のための取り組みを紹介

発表日:2022.09.29


  カナダ運輸省は、毎年9月の最終週の木曜日に設定されている世界海事デーに際し、運輸大臣の声明を公開し、同国の取り組みを紹介した。世界で最も長い海岸線を持ち、3つの海に面している同国は、サプライチェーンを強化し、海岸線の衛生状態を良好に保ち、海洋環境を保護する安全で効果的な海上輸送システムを望んでいる。2022年の世界海事デーのテーマである「より環境に優しい輸送のための新技術」は、同国がすでに達成している進歩を象徴している。国際的には、2021年にクライドバンク宣言に署名し、国際港間のグリーン海運回廊を開設することを表明した。国内では、2016年より海洋保護計画に35億カナダドルを投資して海洋生態系と種の保護を強化したが、2022年度予算案では、9年間で20億カナダドルを追加することを発表した。また、同省と海運業界が密接に連携して共同で研究開発を行っており、温室効果ガス(GHG)汚染を削減するため、ハイブリッドディーゼル電気エンジンを搭載した船舶の導入などが予定されている。

情報源 カナダ運輸省 声明
国・地域 カナダ
機関 カナダ運輸省
分野 水・土壌環境
キーワード サプライチェーン | 海洋環境 | 海岸線 | クライドバンク宣言 | カナダ運輸省 | 世界海事デー | 声明 | 海上輸送システム | グリーン海運回廊 | ハイブリッドディーゼル電気エンジン
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