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 韓国環境部、野生動物保護区を建設

発表日:2022.12.09


  韓国環境部(MOE)は、同国の「野生動物保護管理法」改正案に従い、野生動物保護区の建設に着手したことを発表した。同改正案には、野生動物カフェなど動物園・水族館以外の施設での野生動物の展示禁止や、遺棄・放置の恐れがある野生動物を管理する保護施設の建設などの規定が盛り込まれている。国立生態学研究所内に建設される野生動物保護区は1,061平方メートルで、300~400匹の動物を飼育することができ、飼育室、検疫室、放飼場などを備えている。2023年末の同保護区の完成に先立ち、野生動物保護センターが、自然界に放すことも個人に引き取らせることもできずに安楽死させられてしまう野生動物を一時的に保護し、同保護区完成後に送り込む予定である。また、同部は汚染から回復した土地に800匹の野生動物を保護することができる、別の野生生物保護区を建設する計画である。野生動物を放置すると生態系が乱れ、人獣共通感染症が発生する恐れがあり、野生動物保護区は人と生態系を守り、動物福祉を向上させる。

情報源 韓国環境部(MOE) プレスリリース
国・地域 韓国
機関 韓国環境部(MOE)
分野 自然環境
キーワード 野生動物 | 生態系 | 保護 | 韓国環境部 | 飼育 | 保護区 | 人獣共通感染症 | 動物カフェ | 野生動物保護管理法 | 展示禁止
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