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 アメリカ海洋大気庁、サンゴ礁の保護促進に930万ドルを助成

発表日:2016.10.17


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)の「サンゴ礁保護プログラム」は、アメリカの7つの州及び準州であるカリブ・ミクロネシア地域のサンゴ礁生態系管理に有益な保全計画や研究に930万ドル超を助成する。助成事業は全て、気候変動、陸地からの汚染、持続可能でない漁業活動という3つの脅威のほか、特に深刻な絶滅の危機に瀕しているサンゴ礁地域及び集水域に対処するものである。例えば、病気や熱に強いサンゴの遺伝子構造を調査するための研究、気候変動を考慮した管理戦略を支援する太平洋及び米国カリブ海地域の取組み、海洋保護区の管理や持続可能な漁業を支援するための戦略開発などが挙げられる。助成金の約半分は、州や準州の資源管理局主導によるサンゴ礁保護プロジェクトに、残りはNGO、地域団体などが主導する保護プロジェクト、そしてミクロネシア、広範なカリブ地域などの国際プロジェクトにも提供される。「サンゴ礁保護プログラム」は、2002年以降、競争機会を通じて、連邦政府の助成金1億1200万ドル超を提供している。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 地球環境 自然環境
キーワード 生態系 | NOAA | 気候変動 | サンゴ礁 | 漁業 | アメリカ海洋大気庁 | 海洋保護区 | 保護 | ミクロネシア | カリブ海
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