アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、水生生物シリーズのオンライン教育ゲーム第2弾、「ウミガメと巣への旅」を公開した。小学4年生から中学1年生を対象に、ゲームとアニメーションを通じて絶滅危惧種であるアカウミガメとその保護について理解を促す。このゲームは、青少年に科学技術への関心を持ってもらうためのNOAAの教育戦略の一環。ゲームは、アメリカ南東部の海辺の町を舞台に、立場の違う6つのキャラクターがアカウミガメの保護をめぐって複雑に絡み合う展開となっており、プレーヤーは、営巣するウミガメの通路確保のための海岸清掃ミニゲームや、ウミガメの生存率向上のための食物連鎖を取り入れた数独パズルなどをこなしながら、人間活動がアカウミガメに及ぼす影響や、ウミガメの生存率向上のために人間ができることについて理解を深めることができる。また、複数の関係者の利害が関わる難しい状況での意思決定の練習にもなるとされる。NOAAでは、海洋生物資源保全の将来の担い手の育成につながるものと期待している。このゲームは、モンゴメリー大学コンピューターゲーム・シミュレーション・プログラムの協力で開発された。
情報源 | アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ海洋大気庁(NOAA) |
分野 | 自然環境 環境総合 |
キーワード | 海洋生物 | 生物多様性 | NOAA | 絶滅危惧種 | アメリカ海洋大気庁 | 食物連鎖 | 意思決定 | アカウミガメ | ゲーム | 利害 |
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