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 アメリカ環境保護庁(EPA)と企業が連携し、携帯電話のリサイクルを促進

発表日:2008.01.08


  携帯電話をもっと簡単にリサイクルできるように、アメリカ環境保護庁(EPA)とアメリカ国内の主要な携帯電話メーカー、サービスプロバイダー、及び小売業者が連携した取り組みを展開している。この取り組みは、EPAが進める「電子製品リサイクル(eCycling)」プログラムの一環として行われるもので、消費者は、不要な携帯電話を店頭や郵送でリサイクルすることにより、省資源・省エネルギー、温室効果ガス削減などの環境保全に貢献することができる。アメリカ国内では、依然として多くの消費者が、不要になった携帯電話のリサイクル方法を知らないため、およそ1億~1億3千万台の携帯電話が不要品として保管されたままになっており、携帯電話のリサイクル率は20%以下にとどまっている。今回の取り組みにより、1億台の携帯電話がリサイクルされた場合、アメリカ国内の19万4千世帯に及ぶ年間消費電力が節約でき、同じく1億台がリユース(再利用)された場合には、環境保全効果がさらに大きくなり、37万世帯以上の年間消費電力を節約可能という。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | 携帯電話 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 企業 | 消費者
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