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 欧州委員会、資源効率化による持続可能な欧州経済の実現に向けたロードマップを公表

発表日:2011.09.20


  欧州委員会は、「欧州2020」戦略の資源効率に関するイニシアティブの下、2050年までに持続可能な経済への転換を目指すロードマップを公表した。世界的な資源需要の拡大は、環境圧力の増大と資源獲得競争の激化を招いている。資源を無尽蔵であるかのように利用する状況は長期的に持続可能でないことをふまえ、ロードマップでは、生産と消費における省資源化を図り、リサイクルや代替原料などの分野でビジネスや雇用を創出することによって、持続可能な経済成長を実現するとしている。具体的には、環境技術への投資を促す奨励策の導入、環境配慮設計やグリーン購入の拡大、汚染や資源消費に対する課税への移行、環境・健康影響のコストを反映した資源価格の設定などを提案。また、環境影響の大きい経済部門(食品、建築、運輸)における対策を提示し、欧州や国レベルでの様々な政策にわたる統合的アプローチの推進や、大きな圧力を受けている資源への注力も提言している。今後、欧州委員会は、ロードマップ実施に向けた適切な政策と法律の提案を策定する。

情報源 欧州委員会 プレスリリース ロードマップに関するQ&A
国・地域 EU
機関 欧州委員会
分野 地球環境 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード 環境配慮設計 | リサイクル | 環境技術 | 欧州 | 持続可能 | 欧州委員会 | ロードマップ | グリーン購入 | 投資 | 資源効率
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