気候変動や森林減少による今後数十年のアマゾン流域への影響を研究するプロジェクトAMAZALERTが開始された。イギリス気象庁やブラジル国立宇宙研究所など、ヨーロッパと南米の14研究機関が参加するこのプロジェクトは、気候変動や森林減少に対するアマゾンの森林の脆弱性を検証し、影響を及ぼす地域や時期などの予測を目指す。また、森林減少を防ぐための公共政策の影響や効果の評価も行う予定だという。プロジェクトチームは、森林の生育および水循環、法制度や土地利用の影響による変化など、これまで共同で行ってきた様々な研究を土台に、参加者の専門知識を結集して、森林減少の早期警告システムの構築を目指す。また、各機関や政府関係者にも直接参加を求め、モデリングに関する意見を取り入れるなど、同システム構築のための支援を得たいとしている。イギリス気象庁は、最新の地球システムモデルを利用し、今後の気候や森林の変化を予測するとともに、気候や森林減少と、火災など重要な要素との相互作用の解明を行うという。
情報源 | イギリス気象庁(MetOffice) プレスリリース |
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国・地域 | イギリス |
機関 | イギリス気象庁(MetOffice) |
分野 | 地球環境 自然環境 |
キーワード | 気候変動 | プロジェクト | 森林減少 | 土地利用 | 水循環 | イギリス気象庁 | アマゾン | AMAZALERT | ブラジル国立宇宙研究所 | 公共政策 |
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