2011年10月3~7日にナイロビで開催された「生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)の総会第1セッションの報告書(暫定版)が、このほどIPBESのウェブサイトで公表された。IPBESは、生物多様性と生態系サービスに関し、科学的知見に基づいた政策決定を可能にするための政府間の取組で、機能開始に向け、その方法や体制を決めるため、今回の第1セッションが開催された。報告書によると、会議では、各国政府のほか、オブザーバーとして国連機関や非政府組織、民間企業等も参加し、IPBESの設立・運営に関する法的問題、IPBESの機能と運営原則、IPBES下で設立されうる組織の機能と構造、IPBES会議の進行ルール、ホストとなる機関の選出方法と基準、事務局の所在地、IPBESの作業計画等が話し合われた。2012年に開催される第2セッションでは、体制等の議論や作業計画の具体案検討が行われる予定だという。
情報源 | 生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES) プレスリリース IPBES 総会第1セッション報告書 |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES) |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 国連 | 生態系サービス | プラットフォーム | IPBES | 科学的知見 | 総会 | 政策決定 | 作業計画 |
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