気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)は、温室効果ガス削減に対する、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)以外の多国間協定による取り組みを分析し、このような補完的な取り組みが気候変動問題の進展に大きく貢献するとの報告書を発表した。UNFCCCは、気候変動に関する地球規模の取り組みにおいて、今後も中心的な役割を果たすが、気候・エネルギー問題は多面的であるため、様々な国際的フォーラムによる様々な側面からの取り組みが必要であるという。報告書では、国際海事機関(IMO)、国際民間航空機関(ICAO)、モントリオール議定書、長距離越境大気汚染条約(CLRTAP)において現在進行中、あるいは今後見込まれる気候変動に関連した取り組みについて分析。IMOやICAO等は、排出の多い特定部門を対象に、CLRTAP等は、特定の地域に影響を及ぼす汚染物質を対象に取り組むことが可能であり、すでに間接的に気候変動対策に貢献しているモントリオール議定書は、HFC類を規制することでさらに貢献できるという。