アメリカ環境保護庁、有害物質規制法の秘密情報を再検討、情報公開拡大へ

発表日:2011.11.28

アメリカ環境保護庁(EPA)は、米国内で製造・加工される化学物質について、営業上の秘密情報としてこれまで非公開であった数百件の安全性試験の情報を公開する。これはEPAが化学物質管理強化と透明性推進の一環として実施するもので、2012年中にはさらに数千件に及ぶ既存の試験情報を見直し、その多くの閲覧を可能にしたいとしている。2009年以降、577の化学的特定名(物質を特定できる名称)が公開され、これまで非公開だった安全性試験の1000件以上が閲覧可能になっている。EPAは秘密情報の扱いから除外する化学物質について、2010年に新たな手引きを発表しており、これに従って有害物質規制法(TSCA)インベントリの申請者に対して秘密情報の申請を控えるよう要請し、新規化学物質の公開を図ることにしている。一方、すでに登録済みの化学物質についても企業に情報公開を働きかけており、35社以上が見直しに合意している。新しく公開される情報は2010年12月新設の化学物質データアクセスツールで検索することができる。

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