アメリカ環境保護庁(EPA)の独立諮問委員会である「環境政策・技術のための国立諮問委員会(NACEPT)」が2008年5月8日、新たな報告書「EPAとベンチャー・キャピタル・コミュニティ:技術を商業化する架け橋をつくる」を公表した。NACEPTは、環境政策や環境技術、マネジメントについてEPA長官に提言を行っている委員会。今回の報告書では、環境技術の商業化に対する民間セクターの投資について、より長期的な目標を達成するために、EPA及び投資コミュニティがとりうる行動とパートナーシップが示されている。なお、今回の報告書は、NACEPTの環境技術小委員会によってこれまでに公表された「EPA技術プログラム:市場を魅了する」、「EPA技術プログラムと庁内調整」に次ぐ、3冊目の報告書となる。(訳注:報告書では、EPAに対して、商業化段階にある新たな環境技術への財政支援の強化や許認可の簡素化、また、投資コミュニティに対してはEPAとの連携、環境技術検証プログラムへの参加等を勧告している。)