アメリカエネルギー省(DOE)は、国内の市町村レベルで省エネに取組み、炭素排出量を減少した地域を紹介する「地域のクリーンエネルギー」ビデオシリーズの制作を開始した。一作目はアイオワ州ルター大学で、この取組をチューDOE長官は、大学等が中心となって、地域の再生可能エネルギー使用を進め、ひいては米国のクリーンエネルギー経済に貢献する好例であると述べた。ルター大学は、2011年1.6MWの風力発電機を設置し、この夏には280KWの太陽光発電と地熱利用により、学生寮数棟の炭素排出量をゼロにした。すでに、排出量を22%削減した同大学は、2030年までにカーボンニュートラル(実質炭素排出量ゼロ)を目指すとしている。この取組は、大学所在地のデコラ市も巻き込み、過去2年間で市民が100万ドル以上の省エネや再生可能エネルギープログラムに投資する等、地域経済の推進力となっている。DOEは、デコラ市のような事例をビデオで紹介することは、地域の雇用促進につながるとともに、同国がグリーン経済・雇用の国際競争において優位に立つために役立つとしている。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 省エネルギー | アメリカエネルギー省 | DOE | クリーンエネルギー | 地域 | カーボンニュートラル | グリーン経済 | ビデオ | ルター大学 |
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