富士通(株)は、生物多様性保全活動を行う団体に、公募による生物調査ツールの無償提供を2013年4月より開始すると発表した。同社グループは「富士通グループ生物多様性行動指針」を策定し、ICTを活用した生物多様性保全を重点施策の一つとしている。これまで、撮影した画像を地図情報にマッピングし閲覧・分析を行う「全国タンポポ調査」や、遠隔地から画像データを収集しモニタリングを行う「釧路湿原周辺部のタンチョウ保全」、音声の自動認識プログラムによる「北海道東部のシマフクロウ生息域調査」など、保全活動の現場にICTを活用した支援を行ってきた。今回、このような支援をさらに拡大していくために、携帯フォトシステムを利用する団体を公募し、データベースへの保存および調査ツールをクラウド環境で無償提供する。同サービスの利用により、生物調査を効率的かつ広範囲に実施することが可能となり、保全活動の更なる推進が期待できるとしている。同社グループでは、今後もICTを活用し、保全活動の現場に密着した環境社会貢献活動を推進していくという。
情報源 |
富士通(株) プレスリリース
富士通(株) 生物多様性保全活動を行う団体に生物調査ツールを無償で提供 富士通エフ・アイ・ピー(株) 生物多様性保全に貢献する携帯フォトシステム |
---|---|
機関 | 富士通(株) |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 富士通 | 生物 | ICT | データベース | 調査 | 保全活動 | 富士通エフ・アイ・ピー | フォト |
関連ニュース |
|