富士通(株)は、生物多様性保全へのICT(情報通信技術)の活用の一環として、携帯電話のカメラ機能を利用した全国タンポポ分布調査を開始すると発表した。これは、同社の社員とその家族の参加のもと、全国から寄せられたGPS機能付き携帯電話で撮影されたタンポポの画像をデータベースに蓄積し、地図情報にマッピングすることにより、外来種のタンポポと在来種のタンポポの全国の分布状況の把握を目指すもの。携帯電話からメールで送信されたタンポポの画像は、位置情報と時刻情報とともにデータベースに蓄積され、種類別に判別される。その情報は、イントラネットを介して社内のパソコンに提供され、期間や場所などによる検索や閲覧が可能になるという。同社は、今回の調査により、生物多様性保全へのICTの活用可能性を検証するとともに、社員が生物多様性保全の重要性を認識し、活動を推進するきっかけとするという。
情報源 |
富士通(株) プレスリリース
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機関 | 富士通(株) |
分野 |
自然環境 |
キーワード | GPS | 外来種 | 生物多様性 | 携帯電話 | 富士通 | ICT | データベース | 画像 | タンポポ | カメラ |
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