東京都と八丈町は、八丈島において地熱発電等の再生可能エネルギーの利用を大幅に拡大するため、モデル・プロジェクト実施の検討を開始すると発表した。都では、各町村との連携の下、島しょ地域における再生可能エネルギーの利用拡大に積極的に取り組んできた。八丈島では、平成11年設置の出力2,000kWの地熱発電所を東京電力(株)が運用している。今回のモデル・プロジェクトでは、地熱発電の規模を3倍増の6,000kW程度に、出力調整用の揚水発電(1,200kW程度)の導入を想定し、再生可能エネルギーの利用率を約25%から約86%に拡大することが可能と試算している。都では、同プロジェクトにより、自然エネルギーを最大限活用して島のエネルギー自給率を高める全国的なモデルを創出することを目指す。また、地元の観光振興など、事業を通じて地元への利益還元がなされる方策も検討するという。
情報源 |
東京都 報道発表資料
八丈町 お知らせ(PDF) |
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機関 | 東京都 八丈町 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 自然エネルギー | 東京都 | 地熱発電 | 揚水発電 | エネルギー自給率 | 八丈島 | 島しょ | 八丈町 |
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