環境省は、「フロン類等対策の方向性について」(中央環境審議会意見具申)を公表した。HFC(ハイドロフルオロカーボン)を始めとする代替フロン等3ガスの排出量は、産業部門を中心に削減が進んできたが、冷凍空調機器の冷媒用途を中心に増加傾向にあり、今後、冷媒HFCを中心に急増する見込みである。フロン回収・破壊法の見直し検討時期の到来等も踏まえ、従来の取組を包括的に見直すことが必要となっている。同省では、今後のフロン類等の排出抑制の一層の推進を図っていくため、平成23年7月から中央環境審議会地球環境部会フロン類等対策小委員会及び産業構造審議会化学・バイオ部会地球温暖化防止対策小委員会の合同会合で審議を行ってきた。今回、両小委員会の検討報告書として「今後のフロン類等対策の方向性について」が取りまとめられた。同省では、同意見具申を踏まえ、フロン回収・破壊法の改正も含め、経済産業省と共に必要な措置を実施していくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 環境省 | 経済産業省 | 温室効果ガス | 地球環境 | HFC | 中央環境審議会 | 冷媒 | フロン回収・破壊法 | フロン類 | ハイドロフルオロカーボン |
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