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 日東電工(株)、シンガポールに水処理事業のR&Dセンターを設置

発表日:2008.06.24


  日東電工(株)は、シンガポールに日本企業として初めて水処理事業専門のR&Dセンターを設置し、最先端の水処理技術の開発を進めていくと発表した。シンガポールでは、国策として、自国への水処理技術蓄積を積極的に進めており、シンガポール公益事業庁(PUB)において、分離膜を用いた新たな排水再利用方法や海水淡水化方法の確立のために、多くの実用性評価試験を計画、実施している。同社では、排水再利用プロジェクト(NEWaterプロジェクト)の立ち上げ時よりPUBと連携して開発を進め、2000年以来、ベドック、クランジ、ウルバンダンなどシンガポール国内の大型プラントに逆浸透膜(RO膜)が採用され、現在約86%のシェアを有している。今後、PUBのWaterHub(ウォーターハブ)を拠点として、実際に処理する水を用いた実用性評価試験を中心としたアプリケーション開発を行い、更なるグローバル展開を強化していくという。

情報源 日東電工(株) ニュースリリース
機関 日東電工(株)
分野 水・土壌環境
キーワード シンガポール | 水処理 | 日東電工 | PUB | シンガポール公益事業庁
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