環境省は、平成25年4月29日から5月3日にドイツのボンで開催された「強化された行動のためのダーバン・プラットフォーム特別作業部会(ADP)」第2回会合第1セッションの結果を公表した。ADPは、2011年末に南アフリカ・ダーバンで開催された第17回気候変動枠組条約締約国会議(COP17)での合意を受け2012年5月に設置されたもの。1)全ての国に適用される2020年以降の新しい法的枠組みの2015年までの採択、2)2020年までの排出削減(緩和)の野心の向上、について議論を行う。今回、この2つの議題(ワークストリーム)について、各国参加者による議論の場である「ラウンドテーブル」及び有識者・国際機関等も参加する「ワークショップ」を開催し、各国が自由に意見交換を行った。なお、今回の会合は、今年3~4回開催されるADP第2回会合の最初のセッションで、閉会手続きを取らずに中断されたことから、6月にボンで開催される補助機関会合(SB)の機会に再開されるという。