秋田県は、横手市安本地内の5haを、自然環境保全地域に指定したと発表した。これは、秋田県自然環境保全条例に基づき、希少な淡水魚類を保全するため指定するもの。同地域は、生息地が急激に減少しているゼニタナゴ(環境省、秋田県:絶滅危惧IA類)が野生の状態で生息しているほか、キタノアカヒレタビラ(環境省:絶滅危惧IB類、秋田県:準絶滅危惧種)、シナイモツゴ(環境省、秋田県:絶滅危惧IA類)なども生息する貴重な地域である。今回の自然環境保全地域の指定により、指定野生動植物(動物の卵を含む)の捕獲・殺傷、工作物の新築、土地の形質の変更、土石の採取などが、制限されるという。なお、秋田県内には、白神山地の国自然環境保全地域をはじめ、18箇所の県自然環境保全地域と4箇所の県緑地環境保全地域があり、その面積は合計で約5,594haになる。
情報源 |
秋田県 秋田県安本自然環境保全地域の指定について
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機関 | 秋田県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境保全 | 自然環境 | 生息地 | 条例 | 淡水魚 | 秋田県 | 野生動植物 | 横手市 |
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