国内ニュース


 環境省、排出削減ポテンシャルを最大限引き出すための方策検討会報告書を公表

発表日:2013.05.10


  環境省は、「排出削減ポテンシャルを最大限引き出すための方策検討会報告書」を公表した。同省では、費用対効果が高いにもかかわらず導入率が低いままにとどまっている排出削減対策が多数存在していることから、排出削減ポテンシャルを最大限引き出すための方策の検討を行う「排出削減ポテンシャルを最大限引き出すための方策検討会」を設置し、平成24年10月から平成25年3月まで検討を行ってきた。今回、その検討結果を取りまとめた。検討事項は、1)排出削減対策の導入率が低いままにとどまっている要因の分析と排出削減ポテンシャルの実現方策の検討、2)削減ポテンシャル・削減コストの精査と経済的影響の推計、3)排出量取引制度に係る海外動向調査。そのうち2)は、国内排出量取引制度の導入によって一定のCO2排出量の削減効果は確保しつつも、我が国産業への負担への影響は一定以下に抑えることができ、この点において、業種間の公平感を相当程度確保することが可能となる結果が得られたという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
キーワード CO2 | 環境省 | 排出量取引 | 報告書 | 排出削減 | 経済 | 検討会
関連ニュース

関連する環境技術