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 外務省、「攻めの地球温暖化外交戦略」を策定

発表日:2013.11.15


  外務省は、「攻めの地球温暖化外交戦略」を策定したと発表した。同戦略は、日本として、温室効果ガスの排出量を2050年までに世界全体で半減、先進国全体で80%削減を目指すという目標を掲げ、イノベーション(技術革新)、アプリケーション(技術展開)、パートナーシップ(国際的連携)の三本柱をもって、技術で世界に貢献する攻めの地球温暖化外交を推進するもの。1)イノベーション:技術の創造(革新的な技術開発の促進)日本は技術のブレークスルーの先頭に立つ、2)アプリケーション:日本の誇る低炭素技術を展開し、温暖化対策と経済成長を同時に実現する、3)パートナーシップ:日本と途上国のWin-Win関係を構築し、技術展開と技術革新の基礎を作る。さらに、気候変動における国際議論に積極的に関与する。これらの取組に官民合わせた途上国支援で2013年からの3年間に計1兆6000億円(約160億ドル)を充当し、2015年のCOP21までに決まる新たな気候変動の国際枠組み構築に向けた議論を日本の総力を結集してリードしていくという。

情報源 外務省 報道発表
機関 外務省
分野 地球環境
キーワード 地球温暖化 | 気候変動 | 温室効果ガス | 外務省 | 途上国 | 戦略 | 経済 | 技術 | 国際枠組み
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