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 環境省、「サシバの保護の進め方」を公表

発表日:2013.12.16


  環境省は、「サシバの保護の進め方」を作成したと発表した。サシバは、日本に夏鳥として渡来する中型の猛禽類で、近年、生息分布が急激に縮小していることから、平成18年12月に改訂された環境省レッドリストでは、絶滅危惧II類とされた。このような状況の変化から、開発事業等にあたって保全措置の必要性が高まってきたところである。今回、サシバの保護のための基本的な考え方や保護のための調査方法等の指針とするため、専門家による検討会でとりまとめた「サシバの保護の進め方(案)」について、パブリックコメントの結果を踏まえ公表した。内容は、平成24年12月に作成された「猛禽類保護の進め方(改訂版)」の別冊として、各種開発行為に際しての保全措置の検討のための考え方を明らかにしている。さらに、調査方法や保全措置の検討については、里山環境を利用するサシバのみならず、山地帯を含め、全国で繁殖するサシバに対応できるようとりまとめている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 絶滅危惧種 | 指針 | レッドリスト | 生息環境 | 猛禽類 | 保護対策 | サシバ
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