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 北海道、平成25年度第2回タンチョウ越冬分布調査の結果を公表

発表日:2014.02.26


  北海道は、平成25年度第2回タンチョウ越冬分布調査の結果を公表した。この調査は、昭和27年から毎年実施していた「生息状況一斉調査」を調査方法など変更したもので、大規模給餌場を中心に調査を行い、観察場所の土地利用の状況や農家との関係などについても着目して大まかな羽数を記録するなど、今後の保護管理のための資料収集を主目的とする。今回、平成26年1月24日に、道内の全振興局管内のタンチョウ生息地及び飛来地の全域(21市町村、計124箇所)を対象に調査を実施。その結果、成鳥963羽、幼鳥94羽ほかの合計1,126羽が観察された。また、観察された環境は、畑・牧草地967羽、堆肥場・堆肥山40羽、パドック6羽、農家敷地32羽、河川・湿地57羽、その他22羽であった。さらに、例年どおり釧路管内への集中が認められたが、釧路管外での越冬数は例年を上回る50羽を記録した(過去5年の平均は28.2羽)という。

情報源 北海道 報道発表資料(PDF)
機関 北海道
分野 自然環境
キーワード 北海道 | 土地利用 | 生息調査 | 生息地 | 保護 | タンチョウ | 飛来地 | 釧路
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