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 北海道、平成25年度第1回タンチョウ越冬分布調査の結果を公表

発表日:2013.12.26


  北海道は、平成25年度第1回タンチョウ越冬分布調査の結果を公表した。この調査は、昭和27年から毎年実施していた「生息状況一斉調査」の主目的を変更したもので、タンチョウの大まかな越冬分布・規模を把握して生息地分散に供するため、地元小学校や関係機関等の協力も得て、調査の基礎的な手法やタンチョウ保護の歴史について学ぶなどしながら、観察場所や個体数を記録する。今回、平成25年12月5日に、道内の全振興局管内のタンチョウ生息地及び飛来地の全域(26市町村、計216箇所)を対象に調査を実施。その結果、成鳥487羽、幼鳥63羽ほかの合計601羽が観察された。また、宗谷管内の日本側(サロベツ原野近傍)で初めて観察されたことは、気候の影響で遅くまで居残ったものと考えられ、越冬するかどうかは2回目の調査結果で明らかになるとしている。第2回目の調査は、平成26年1月24日の予定。

情報源 北海道 報道発表資料(PDF)
機関 北海道
分野 自然環境
キーワード 北海道 | 土地利用 | 生息調査 | 生息地 | 保護 | タンチョウ | 飛来地 | 宗谷
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