松下電工(株)は、回収される使用済み蛍光灯のガラスの一部を、新たに生産する蛍光灯へ再利用する『蛍光灯から蛍光灯へ』のリサイクル技術を開発した。2007年11月より、再生ガラス利用蛍光灯として、同社の「あかり安心サービス」で提供を開始する。従来、回収した使用済み蛍光灯は中間処理会社で適正処理され、ガラス部分はグラスウールや軽量骨材、タイルなどに再利用されていたが、今回は新しい蛍光灯ガラスに再利用することで、資源循環型社会への貢献度をさらに高めた。また、使用済み蛍光灯の処理状況をインターネット上で追跡確認(トレーサビリティ)ができる、業界初の処理状況追跡管理システムを採用し、リサイクル品質を向上させるという。