住友生命保険相互会社は、更なるCO2削減のため、平成20 年度中に東京本社ビル内の照明器具をより省エネ効率の高いHfタイプに更新するとともに、「人感センサーによるオフィス内照明の自動消灯システム」を導入すると発表した。従来、自動消灯システムはトイレや通路等のオフィスのバックヤードで行うのが一般的だが、同社では、東京本社ビルの事務室・トイレ全フロアに導入することで大幅なCO2削減を目指す。なお、同社では、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助事業として、平成19年度に「空調等ビル設備のエネルギー制御の最適化を図るビル管理システム(BEMS)」を導入するとともに、「高効率な熱源設備(冷温水発生器)への更新」や「女性用トイレへの擬音装置の設置による水道使用量の削減」などを既に実施。今後の改修工事も含め、平成21年度末までに基準年度比でCO2の約20%削減を目指すという。