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 凸版印刷(株)、メカニカルリサイクルPETフィルムを用いた透明ハイバリアフィルムを開発

発表日:2014.06.02


  凸版印刷(株)は、メカニカルリサイクルPETフィルムを用いた透明ハイバリアフィルムを開発したと発表した。メカニカルリサイクルPETとは、使用済みPETボトルを粉砕・洗浄した後に、高温で溶融・減圧・ろ過などを行い、再びPET樹脂に戻したもの。今回開発した透明ハイバリアフィルムは、同社が持つ蒸着技術やコーティング技術を応用し、従来品が持つ酸素バリア性・水蒸気バリア性と同等の品質を実現したもの。非再生PETフィルムに比べ、製造段階までのCO2排出量を約17%削減できるとともに、石油由来資源の使用削減により、循環型社会の実現に貢献できる。同社では、同製品の研究開発を進め、2014年6月からサンプル出荷を開始し、2014年秋からの量産化を目指すという。

情報源 凸版印刷(株) ニュースリリース
機関 凸版印刷(株)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード 循環型社会 | 凸版印刷 | CO2排出量 | フィルム | メカニカルリサイクル | PETボトル | 石油由来資源 | PET樹脂
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