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凸版印刷（株）、次世代機能性フィルム製造の新工場を建設、太陽電池バックシートなどを製造
発表日：2008.08.01
凸版印刷（株）は、次世代の機能性フィルムの製造拠点として、埼玉県深谷市に新工場を建設し、2009年度中に量産を開始すると発表した。今回の工場建設は、同拠点での第1期工事にあたり、水蒸気や酸素を通さない世界最高水準のバリア性能を誇る透明蒸着フィルム「GLフィルム」や太陽電池バックシート等の機能性向上により、新たな市場を開拓することを目的とする。また、先に発表した米国デュポン社とのポリフッ化ビニル加工に関する技術移転契約を基に、新たな太陽電池バックシートの生産体制を構築し、年間1ギガワット（GW）の発電量相当を生産する計画。これらの機能性フィルムの製造・拡販により、2010年度に300億円の売上高を目指す。2010年には第2期工事の着工を予定しており、太陽電池バックシートや高機能フィルム部材の国内最大級の製造拠点として、幅広い用途に対して供給を図り、産業資材市場での事業を拡大するという。
