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 凸版印刷、バイオマスポリエチレンを使用した紙カップを開発

発表日:2014.09.18


  凸版印刷(株)は、バイオマスポリエチレン(バイオマスPE)を使用した紙カップを開発し、2015年1月から販売を開始すると発表した。バイオマスプラスチックは、植物由来の原料を用いた持続的に利用できる再生可能資源で、石油など化石資源の使用量やCO2排出量の削減が期待できることから、環境に配慮した材料として注目されている。今回開発した製品は、紙カップにバイオマスPEを使用したラミネート包材で、紙カップの内外面にバイオマス素材のフィルムを用いることで、ほぼ100%のバイオマス度を実現した。植物由来の原料を使用しながら、カップ成型性やシール性など各種物性において、石油由来のポリエチレンフィルムを用いた従来の紙カップと同等の性能を保持している。同社では今後、同製品の研究開発を進め、石油由来のポリエチレンフィルムを用いた現状品とほぼ同等の価格での提供を目指すという。

情報源 凸版印刷(株) ニュースリリース
機関 凸版印刷(株)
分野 地球環境
キーワード バイオマスプラスチック | 凸版印刷 | CO2排出量 | バイオマスポリエチレン | PE | 包装材 | 化石資源 | 紙カップ
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