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環境省、「家庭からの二酸化炭素排出量の推計に係る実態調査 全国試験調査」を実施
発表日：2014.09.30
環境省は、「家庭からの二酸化炭素（CO2）排出量の推計に係る実態調査 全国試験調査」を実施すると発表した。家庭部門のCO2排出量は増加傾向が続いており、2012年度は2億300万トンで、1990年度比59.7%増加していることから、より実態に即した効果的な削減対策を行うことが喫緊の課題となっている。同省では、家庭からのCO2排出実態の把握を目的として、政府統計の整備に向けた検討を進めており、平成24～25年度には総務省より統計法に基づく一般統計調査の承認を得て、関東甲信地方及び北海道地方の一般世帯を対象とした試験調査を実施した。今回、試験調査の結果を踏まえて調査内容を改善し、本格実施に向けた課題の抽出や統計調査の設計等の最終的な検証を行うため、平成26年10月から平成27年9月まで、全国10地方の15,000世帯を対象とした全国試験調査を実施することとなった。同省では、調査の結果等を集計・分析し、平成28年9月までに公表する予定という。
