環境省は、韓国のピョンチャンで開催されている生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)において、初日である平成26年10月6日に「地球規模生物多様性概況第4版(GBO4)」が公表されたと発表した。GBO4は、各国から提出された国別報告書、生物多様性国家戦略、既存の生物多様性に関する研究やデータを分析し、生物多様性戦略計画2011-2020及び愛知目標の達成状況及び今後の達成見込みについて分析した報告書。ほとんどの愛知目標の要素について達成に向けた進捗が見られたものの、生物多様性に対する圧力を軽減し、その継続する減少を防ぐための緊急的で有効な行動がとられない限り、そうした進捗は目標の達成には不十分だった。現時点で達成が見込まれるのは愛知目標11(陸域の保護地域面積)、16(名古屋議定書)及び17(生物多様性国家戦略の改定)のみという。今後、COP12における戦略計画及び愛知目標の中間評価に関する基礎資料として参照される予定。
情報源 |
環境省 報道発表資料
生物多様性条約事務局(CBD) GBO4 Advance |
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 環境省 | 生物多様性条約 | 韓国 | 戦略計画 | 国家戦略 | GBO | 名古屋議定書 | 愛知目標 |
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