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 日立造船、アイルランド向け初となるごみ焼却発電プラント建設工事を受注

発表日:2014.09.24


  日立造船(株)は、スイスの子会社HZIが、アイルランド向け初となる、ごみ焼却発電プラント建設工事を受注したと発表した。EUが1999(平成11)年に採択した「埋立て規制に関する指令」では、2016(平成28)年までに廃棄物の埋立て比率を1995(平成7)年比35%にすることが義務付けられている。アイルランドの2012(平成24)年時点のごみの焼却処理比率は約16%で、今後もごみ焼却発電プラントの需要が期待される。今回の受注は、アイルランドの首都であるダブリン市を中心とする4地方自治体と、特別目的事業体(SPV)であるDublin Waste to Energy Limitedが、PPP方式によるごみ処理およびごみ焼却発電プラントの建設・長期運営事業を計画したもの。施設規模は、ストーカ式焼却炉(840トン/日)2炉、発電出力が約68,800kWとなり、一般家庭約8万世帯分の年間電力消費量を賄うことができる。完成は、2017(平成29)年8月の予定。

情報源 日立造船(株) ニュースリリース
機関 日立造船(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 焼却処理 | 廃棄物 | 焼却炉 | 日立造船 | ストーカ式 | 焼却発電 | アイルランド | 埋立処理
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