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 IHI、モロッコで超々臨界圧大型石炭火力発電ボイラを受注

発表日:2014.10.02


  (株)IHIは、韓国大手建設会社の大宇建設から、アフリカ初の超々臨界圧石炭火力発電所となる、モロッコのサフィ発電所向けに、超々臨界圧大型石炭火力発電ボイラ(出力693MW×2基)を受注したと発表した。モロッコでは、急速な経済成長と社会の発展に伴い、電力需要が増加している。2000年以降、電力需要は平均で7~8%の拡大を見せており、2020年までには現在の2倍の電力需要になる見込みで、電力供給量を拡大することが急務になっている。今回受注した超々臨界圧石炭火力発電ボイラは、日本が誇る高効率石炭火力発電技術を用いた設備で、蒸気を超高温・超高圧化することで発電効率を高め、燃料の使用量と二酸化炭素の排出量を抑制することが可能である。ボイラは2基とも2017年に出荷完了予定という。

情報源 (株)IHI プレスリリース
機関 (株)IHI
分野 地球環境
キーワード 火力発電 | 石炭 | 発電効率 | CO2排出量 | ボイラ | IHI | モロッコ | 蒸気 | 電力需要 | 超臨界圧
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