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 三菱重工業(株)、インドネシア初となる超臨界圧石炭焚き火力発電所を竣工

発表日:2012.06.05


  三菱重工業(株)は、インドネシアで初めてとなる超臨界圧石炭焚き火力発電所を竣工したと発表した。この発電所は、出力・効率とも同国最高で、運転開始後は、長期売電契約に基づいてインドネシア国営電力会社(PT PLN (Persero))に30年間電力を供給し、急増する同国の電力需要に応えることとなる。同発電所が建設されたのは、東ジャワ州の州都スラバヤから南東約150kmのパイトン地区で、パイトン・エナジー社が1999年より運営している総発電容量122万kWの既設発電所と同じサイト内に設置された。主要設備は蒸気タービン、超臨界圧ボイラーなどからなる。同社はこのうち、蒸気タービン、ボイラーなどの機器の製造・供給を担当。現地工事は三井物産(株)と東亜建設工業(株)が共同で手掛けた。超臨界圧石炭焚き火力発電は、通常の亜臨界圧火力に比べ発電効率が高く、石炭の消費量を抑えるとともに、CO2の発生量も削減できるのが特徴。同社は今後も、高効率で環境負荷の少ない超臨界圧、超々臨界圧発電設備に関する事業を、国内外で積極的に展開していくという。

情報源 三菱重工業(株) ニュース
機関 三菱重工業(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | 環境負荷 | 発電効率 | ボイラー | 三菱重工業 | インドネシア | 蒸気タービン | 電力需要 | 石炭火力発電所 | 超臨界圧
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