川崎市は、富士電機(株)との共同研究事業「エアロゾル複合分析計のフィールド評価」において、長期間フィールド評価を実施すると発表した。同市では、市のフィールド、知見等の活用により、環境技術開発や環境研究を支援し、地域の環境課題解決や環境技術の市内集積を目的として、企業や大学などと共同研究事業を行っている。今回、平成25年度共同研究を行ったエアロゾル複合分析計を改良したうえで、初めての長期間のフィールド評価を実施する。改良型エアロゾル複合分析計では、従来の分析手法よりも分析にかかる時間や手間が大幅に軽減され、これまでより詳細に微小粒子状物資(PM2.5)の組成変動を把握することが可能となる。共同研究を通じ、PM2.5の濃度変化や越境汚染、地域での発生状況など、従来の分析手法では把握が困難であった現象の実態解明等を目指す。測定期間は、平成26年11月から平成27年3月までの予定。同市では、研究成果について、川崎国際環境技術展や共同研究事業成果報告会等を通じて報告していくという。
情報源 |
川崎市 報道発表資料
川崎市 報道発表資料(PDF) 川崎市環境総合研究所 産学公民連携共同研究事業について |
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機関 | 川崎市 川崎市環境総合研究所 富士電機(株) |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 川崎市 | エアロゾル | 濃度 | 越境汚染 | 微小粒子状物質 | PM2.5 | 富士電機 | 分析 |
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