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 環境省、第6回世界国立公園会議の結果を公表

発表日:2014.11.20


  環境省は、平成26年11月12日から19日に豪州・シドニーで開催された「第6回世界国立公園会議」の結果を公表した。同会議は、国際自然保護連合(IUCN)により概ね10年に一度開催される、国立公園等の保護地域に関する国際的な会議。今回は、1)自然保護の目標の達成、2)気候変動への対応、3)人々の健康と生活の向上、4)人々の暮らしへの支援、5)開発との両立、6)幅広い分野からの参画、7)伝統的な知恵と文化の評価、8)若い世代への呼びかけ、の8つの分科会を中心に、保護地域の果たす役割や管理のあり方等に関する幅広い議論が行われた。日本は、4)のサブテーマ「国立公園をはじめとする保護地域が防災・減災に果たす役割」に関する討議を主催し、保護地域に関する日本の経験や取組を世界に向けて発信した。さらに、日本が主導的な役割を果たして設立を目指すこととなった、国立公園等の保護地域に関するアジアの連携を推進するための枠組み「アジア保護地域パートナーシップ(APAP)」が、同月18日に正式に発足したという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 気候変動 | 国際自然保護連合 | IUCN | アジア | 自然保護 | 国立公園 | 保護地域 | APAP
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