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 中部電力(株)、石炭灰を利用した樹脂製OAフロアパネルを共同開発

発表日:2008.10.20


  中部電力(株)は、(株)イノアックコーポレーション及び伊藤忠商事(株)と共同で、石炭灰を有効利用した樹脂製のOAフロアパネルを開発した。同共同開発では、強度を増すためにプラスチックに混合する天然鉱物の滑石を、石炭火力発電所で発生する灰(石炭灰)で代替することで、従来品の樹脂製OAフロアパネルに比べて、天然鉱物の滑石の量を1/3まで削減しつつ強度を保つことに成功。さらに、再生プラスチックの利用と合わせて、リサイクル材料の使用割合を95%に向上させたエコ製品を実現した。一般的に、リサイクル材料を使用すると、機能が低下することや生産コストが高くなる場合もあるが、同製品は従来品並みに軽量で施工が容易であり、機能を低下させることなく、コストも同程度に抑えることができたという。

情報源 中部電力(株) プレスリリース
機関 中部電力(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | 中部電力 | 伊藤忠商事 | 石炭灰 | 石炭火力発電 | 樹脂 | OA | イノアックコーポレーション | 天然鉱物
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