環境省は、平成27年1月6日・7日にインド・ニューデリーで開催された「気候変動に係る日印政策研究ワークショップ」の結果を公表した。同ワークショップは、気候変動に関する日印の研究面からの知見について、それぞれの国の政策担当官・研究者が意見交換を行う会議。今回は、COP20の結果の評価とCOP21に対する期待、排出削減に向けたIPCC等の科学的知見の役割、排出ギャップを埋めるための国や地域における排出削減の政策・行動の強化策、行動の強化に向けた国際協力のありかた等について意見交換が行われた。閉会セッションでは、IPCCをはじめとする科学的知見の役割、地球規模での排出削減の一層の努力、各国の約束草案(INDC)の策定とその実施、COP21に向けた各国のINDCの事前・事後のレビューを行うことの重要性、引き続き日印間の研究者の交流を継続することの意義が確認された。同省では、引き続き、インドと気候変動に関する意見交換等を進めていく予定という。