環境省は、「中間貯蔵施設への除去土壌等の輸送に係るH26~H27年度実施計画(パイロット輸送)」をとりまとめたと発表した。パイロット輸送は、中間貯蔵施設への大量の除去土壌等を輸送する本格輸送に向け、安全かつ確実な輸送を実施できることを確認するため、本格的な輸送に先立って概ね1年程度実施することとしている。今回の実施計画は、平成26年11月14日に取りまとめた「中間貯蔵施設への除去土壌等の輸送に係る基本計画」を前提として、福島県や県内全市町村を含む関係機関からなる輸送連絡調整会議において調整の上、パイロット輸送に関する搬出元、輸送の流れとルート等を含むより具体的な内容を規定したもの。福島県内関係市町村の積込場から、除染に伴い生じた土壌・廃棄物を各市町村1,000m3程度を、中間貯蔵施設(双葉町、大熊町)に搬出する。輸送には、高速道路を積極的に利用するルートを設定し、直行輸送と集約輸送を組み合わせて実施する。同省では、計画期間内であっても、必要に応じて計画を見直すという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 中間貯蔵施設への除去土壌等の輸送に係る検討 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル 健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 廃棄物 | 土壌 | 輸送 | 福島県 | 放射性物質 | 除染 | 実施計画 | 中間貯蔵施設 |
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