環境省は、「平成23年度除染技術実証事業」に係る実証試験対象技術の募集を開始した(応募締切:平成24年2月29日(水)17時必着)。放射性物質汚染対処特措法の基本方針では、国がモデル事業を実施することで、線量が特に高い地域における効率的・効果的な除染技術及び作業員の安全を確保するための方策を確立した上で、段階的に土壌等の除染等の措置を進めるとともに、除去土壌等の量の抑制のための技術や、事故由来放射性物質により汚染された廃棄物及び土壌の減容化のための技術開発・評価・公表を積極的に進めるものとしている。今回募集する実証事業は、今後の除染作業等に活用し得る技術を発掘し、除染効果、経済性、安全性等を確認するもの。今回、対象技術として、1)除染作業効率化技術、2)土壌等除染除去物減容化技術、3)放射性物質に汚染された廃棄物の処理技術、4)排水の回収及び処理関連技術、5)除去物の運搬や一時保管等関連技術、6)除染支援等関連技術、を募集する。採択された技術は、実証試験の実施にあたっての詳細な調査計画を策定し、委員会での審査を経た後、提案された実証場所において実証試験を実施する。また、得られた実証試験結果を基に、検討会にて技術の除染効果、経済性、安全性等を評価するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル 健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 廃棄物 | 土壌 | 実証試験 | 技術 | 排水 | 除去 | 放射性物質 | 除染 | 特措法 |
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