(株)富士経済は、政府のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)政策・普及支援策やスマートメーターの普及、家庭向け電力小売事業の自由化などを受けて導入の加速が期待されるHEMS・MEMS市場について調査し、その結果をまとめた報告書「低炭素化/ゼロ・エネルギー住宅の普及に向けたHEMS・MEMS市場の将来展望」を発表した(調査期間:2014年7月~12月)。これによると、2013年度末のHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)累計導入戸数は16万戸で総戸数に対する普及率は0.3%である。2020年度末には160万戸となり、普及率は3%に達すると予測される。一方、MEMS(マンションエネルギーマネジメントシステム)は、2013年度に「スマートマンション導入加速化推進事業」の補助金が開始したことで市場が形成された。既築集合住宅を中心に導入が進み、単年度導入戸数は2020年度には2013年度比8.8倍の309,000戸になる予想という。
情報源 |
富士経済グループ プレスリリース(PDF)
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機関 | 富士経済グループ (株)富士経済 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | HEMS | 住宅 | 富士経済 | スマートメーター | マンション | ホームエネルギーマネジメントシステム | ZEH | MEMS |
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