(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ポーランド共和国北部において、再生可能エネルギーの導入拡大を促進する、スマートグリッド実証事業の事前調査を開始すると発表した。ポーランドでは、EU加盟国として、再生可能エネルギーを増加させていくという方針の下、現在、特に北部において風力発電が増加している。ポーランドの送配電会社からは、電力インフラ投資を抑制しつつ、再生可能エネルギーの導入拡大と、系統安定化を実現する解決策として、日本独自の系統安定化制御技術と蓄電池技術に関心が高まっている。今回実施する事業は、風力発電の導入が拡大しているポーランドの北部において、日本独自の系統安定化制御技術(SPS)と蓄電地技術を活用し、送電線を増強させることなく風力発電をはじめとする再生可能エネルギーの導入拡大を促進しつつ、系統の安定化を同時に実現するもの。日本の系統制御技術と蓄電池技術が欧州で実証されることは、世界的なスマートグリッドにおける日本技術のステータスを高める上で非常に重要という。
情報源 |
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
(株)日立製作所 ニュースリリース |
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機関 | (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) (株)日立製作所 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 再生可能エネルギー | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 日立製作所 | ポーランド | 蓄電池 | スマートグリッド | 送電線 | 系統安定化 |
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