日産自動車(株)と佐川急便(株)は、100%電気トラックの実証運行を実施したと発表した。同車は、小型トラックをベースに、電気自動車(EV)のモーター・バッテリーを最大限活用したEVシステムを搭載したもの。排気ガスを一切出さないことから、都心部のエンジン車乗り入れ制限のあるエリアでも走行可能なほか、低騒音であることから、深夜の時間帯でも運行し易い車両となっている。また、JC08モードでの航続可能距離が約62kmで、30分間で容量の80%まで充電可能な急速充電機能を内蔵している。今回、佐川急便が2か月間、モニター車を活用し、その実用性を検証。ゼロエミッション車の強みである、騒音や振動による負担が少ない点や加速性能が高い点などが評価された。日産では、実験で得られたデータをもとに、走行性能や充電の運用などに関する検証を進め、今後の開発に生かすという。また、佐川急便では、今後も新技術などによる低公害車の開発に積極的に協力するとともに、環境負荷低減に向けて様々な取り組みを行っていくという。
情報源 |
日産自動車(株) ニュースリリース
佐川急便(株) ニュース |
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機関 | 日産自動車(株) 佐川急便(株) |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | 電気自動車 | 日産自動車 | EV | 佐川急便 | 排気ガス | トラック | 騒音 | 振動 | 実証運行 |
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