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 国交省、南鳥島における海洋関連技術開発課題を決定

発表日:2015.03.27


  国土交通省は、遠隔離島における産学官連携型の海洋関連技術開発の公募選定結果を発表した。低潮線保全法基本計画では、海洋鉱物資源開発の推進や再生可能エネルギー技術の実用化、サンゴ増殖技術の開発など、特定離島(南鳥島・沖ノ鳥島)を拠点とした活動の目標が示されている。今回、第4回「遠隔離島における産学官連携型の海洋関連技術開発推進委員会」において、南鳥島の特殊な環境を生かした新素材開発や輸送システムの開発、サンゴ礁の保全技術の開発等、4分野6課題の技術開発課題が決定され、同島における技術開発の進め方等をまとめた技術開発実施基本計画が策定された。1)海洋開発に資する設備・機器の技術開発:2課題、2)海洋構造物に関する建設材料の技術開発:2課題、3)海洋構造物に関する防食技術の開発:1課題、4)海洋環境の保全に関連する技術開発:1課題。今後、技術開発課題の提案者と技術開発の実施に関する調整を進め、平成27年度から順次、同島を海洋関連技術開発の場として活用し、技術開発を進める予定という。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 地球環境
自然環境
キーワード 再生可能エネルギー | 生態系 | 離島 | 国土交通省 | 輸送 | 海洋環境 | 南鳥島 | サンゴ | 建設材料
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