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 鹿児島県、平成24年度鹿児島県内における温室効果ガス排出量を公表

発表日:2015.03.31


  鹿児島県は、同県内における平成24(2012)年度の温室効果ガス排出量を公表した。同県では、平成23年3月に「鹿児島県地球温暖化対策実行計画」を策定し、県民・事業者・環境保全活動団体・行政等がそれぞれの役割に応じ、連携を図りながら地球温暖化対策を総合的かつ計画的に進めている。今回、平成24年度の温室効果ガスの総排出量は1,639.4万トン-CO2で、前年度(2011年度)と比べると163.9万トン-CO2(11.1%)増加、基準年(1990年度・1995年度)と比べると447.1万トン-CO2(35.7%)増加した。また、森林によるCO2吸収量は146.1万トン-CO2(前年度比2.0%増加)で、これを差し引いた総排出量は1,493.3万トン-CO2となる。排出量が増加した要因として、省エネ・節電が進みエネルギー消費量は減少したが、東日本大震災以降の火力発電の増加によって電力排出係数が大きくなり、電力消費当たりのCO2排出量が増加したことをあげている。

情報源 鹿児島県 2012年度(H24)本県の温室効果ガス排出量(PDF)
鹿児島県 鹿児島県地球温暖化対策実行計画の進捗管理
機関 鹿児島県
分野 地球環境
キーワード 火力発電 | 排出係数 | 地球温暖化 | 温室効果ガス | CO2排出量 | 実行計画 | 鹿児島県 | エネルギー消費量
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